(31)ニューヨーク市
2025年市長選挙が示すもの
ニューヨーク市の人種民族別人口構成
ニューヨーク市の人口は847万人。ノンヒスパニック白人260万人に次ぐ勢力がヒスパニック系及びラテンアメリカ系243万人に達していて30%前後で拮抗している。非白人という観点で見れば、7割に達しておりアメリカの未来が示されている。
| ニューヨーク市 人種民族別人口構成 | 人口 | 比率 |
| 総人口 | 8,478,072 | |
| ヒスパニック系及びラテンアメリカ系 | 2,430,426 | 28.67% |
| メキシコ系 | 366,802 | 4.33% |
| プエルトリコ系 | 585,977 | 6.91% |
| キューバ系 | 46,106 | 0.54% |
| その他 | 1,431,541 | 16.89% |
| ヒスパニック系、ラテンアメリカ系以外 | 6,047,646 | 71.33% |
| 白人 | 2,602,663 | 30.70% |
| 黒人・アフリカ系 | 1,693,057 | 19.97% |
| ネイティブアメリカン(アラスカネイティブ含む) | 15,661 | 0.18% |
| アジア系 | 1,283,548 | 15.14% |
| ネイティブハワイアン及び太平洋諸島 | 2,656 | 0.03% |
| その他 | 115,912 | 1.37% |
| マルチレイシャス | 334,149 | 3.94% |
| (上記の標準的5分類から1つ+その他の人種の2種を回答) | 116,692 | 1.38% |
| (上記の標準的5分類から2つ、または3つ以上の人種を回答) | 217,457 | 2.56% |
ソース https://data.census.gov/table/ACSDP1Y2024.DP05?g=160XX00US3651000&moe=false
ニューヨーク市長選
2025年ニューヨーク市長選は大荒れだった。現職のアダムス市長(民主党)は警察出身の黒人・アフリカ系市長として期待されていたが不祥事により失速。民主党予備選にすら出馬できない状態となり、そこへクモオ前知事(不祥事でやはり辞任)が党穏健派の後押しで乗り出してきて予備選では全くいいところなしでマムダニ氏が本選候補に選ばれた。
クモオは本選に独立候補として出馬したものの再びマムダニ氏がこれを制して市長に当選した。
人種民族別、性別、年齢別では白人男性、50歳代以上の中高齢者層がクモオ氏を支持したものの他の人たちはマムダニ氏に票を入れていて大勢が決した形になった。
そもそもこのような人種民族構成で民主党穏健派が不祥事で引退状態に追い込まれていたクモオを担ぎ出した事自体に無理があったと考える。
Exit polls: Election 2025 | CNN Politics
https://edition.cnn.com/election/2025/exit-polls/new-york-city/general/mayor/0
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