【福井】越前大仏と勝山城博物館を巡る|バブル遺産の巨大建築と圧巻展示を体感
福井県勝山市にある「越前大仏」と「勝山城博物館」を訪問。日本最大級の大仏や75mの巨大五重塔、中国風の九龍壁、創作色の強い天守閣など、バブル時代ならではのスケール感ある巨大建築を巡ります。館内展示や今井俊満の壁画、勝山左義長の櫓体験も紹介。
日本最大級の大仏や75mの五重塔、中国風の九龍壁、そして創作色の強い巨大天守など、独特すぎる世界観を楽しめました。今ではなかなか見られないバブル遺産的な空気感も含めて、非常に印象に残るスポットでした。
恐竜博物館のあとは「越前大仏」へ!
巨大な大仏を拝む
前そばの後は、もう少し観光をします。向かったのは「大師山清大寺 越前大仏」です。
元々は宗教法人の寺ではなく、大阪や京都でタクシー会社を営んだ福井出身の実業家・多田清が創建した観光施設でした。完成したのは1987年。イケイケのバブル時代です。
立派な門前町もあるしかし、多くの地方施設が辿ったのと同じように、こちらも莫大な投資と、それに見合わない来場者数によって立ち行かなくなってしまいます。結果的に現在は勝山市によって管理されています。
こちらの建物がメインの大仏殿です。
中には17mの大仏が安置されています。
ちなみに奈良の大仏は約15mなので、こちらのほうが2mほど大きいです。座像としては日本最大級の大きさだそうです。(立像を含めると、茨城の牛久大仏が圧倒的に最大です)
大仏様の周りの壁にも仏像が安置されています。圧巻です。
外国人観光客も増えているそうなので、もっと賑わうといいのですが。
大仏以外にも見どころあり
大仏以外にも見どころがあります。こちらは「九龍壁(きゅうりゅうへき)」です。
なんと中国政府に依頼し、中国で制作されたとのこと。9頭の竜が表現されています。これは九頭竜川にちなんで設置されているそうです。(パンフレットより)
九龍壁の先には五重塔があります。
鉄筋コンクリート造りですが、高さはなんと75mもあります。もちろん、五重塔としては日本最大級の大きさです。中にはエレベーターも完備されています。
上からは大仏殿を眺めることができます。
各階には仏像が安置されているのですが、館内が非常に暗いので、少し怖かったです。
五重塔から見えた謎の城…勝山城博物館へ
龍が立派な城タイプの博物館
越前大仏の次に、「勝山城博物館」にも行ってみました。こちらも越前大仏と同じく、多田清によって創設されました。
立派な天守閣ですが、かつての勝山城がここにあったわけではなく、そもそもデザインもこのような天守閣だったのかすら分かっていない、かなり創作寄りのお城です。
ラブホテル以外でそんな城があるのか……と思いましたが、ありましたよ、東京ディズニーランドという場所に(笑) あれが城として認識されているのだから、何でもありということです。
石垣を再現した部分には、なんと龍が。
越前大仏にあった「九龍壁」といい、龍にこだわりがあったことが伝わってきます。
最初のフロアには多田清の銅像があります。
実質ウォルト・ディズニーです。勝山城の建設記録の写真も飾られています。実質ディズニーランドですから。
6階建ての城を上から順番に巡ります。展示は江戸時代の諸大名の武具などが中心ですが、中国・清時代の民間刺繍工芸品などもあり、想像以上にさまざまなものが展示されています。
今井俊満の大作
展示を見進めながら、階を下っていきます。2階では、今井俊満による大迫力の壁画を鑑賞できます。
恥ずかしながら、ここに来るまで私は知らなかった画家なのですが、かなり活躍された方でした。
こんなに美しい絵を、ほぼ独り占めのような状態で鑑賞できるので、来てよかったです。
祭りの櫓に実際に登れる
同じ階では、「勝山左義長」という地域のお祭りで使われる櫓に登ることができます。
舞台の上には太鼓があり、自由に叩いていいのですが、舞台へ上がる階段が非常に急で怖かったです。
つづく…
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